孤高の天才画家
ゴッホ 「夜のカフェテラス」
クレラー=ミュラー美術館所蔵

石版画 限定300部

仕様・体裁】 
技法:石版画
画寸:58x46cm  額寸84.5x71.5cm
制作:アール・リト工房(パリ)
用紙:BFKリブ紙
版数:18色18度摺り
クロミスト(製版者):ステファン・ギルボー

           
Stephane GUILBAUD
クロミスト直筆署名、限定番号入り
摺刷年:2005年

原画制作年:1888年9月 
原題:' Le Cafe, Le Soir' 
技法:油彩、キャンバス
原画寸法:81cmx65.5cm
原画所蔵先:クレラー=ミュラー美術館(オランダ)

税込価格 198,000円

限定番号(左下余白) クロミスト署名(右下余白)
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煌めく星空の下カフェでのひとときに酔いしれる
時代を超えて多くの支持をあつめる
「夜のカフェテラス」
描くことの悦びにつつまれた
ゴッホのアルル時代を飾る代表作を
パリ老舗のアール・リト工房が
匠の技で再現した傑作石版画
根強い人気のゴッホ
 2005年上半期の美術界の話題をさらったのが東京国立近代美術館で開催された「ゴッホ展」。当初の予定を大幅に超える50万人以上の人が押しかけました。その後、大阪、名古屋と巡回する予定で、本年度最高の入場者数を記録すると言われています。その展覧会ポスターや図録の表紙を飾り、記憶に新しいのがゴッホのアルル時代の代表作『夜のカフェテラス』です。「日本の浮世絵のような風景がある」とゴッホが憧れた楽園、南仏アルルに暮らし始め充実した頃の作品で、弟テオへの書簡でもこの作品について「夜景や夜の効果を実際にその場で夜描くことが、ひどく僕の興味をそそる。」(「ゴッホの手紙」岩波文庫)とその興奮を伝えています。大きなガス灯に照らし出されたカフェのテラスに集う人々の喧噪も楽しく、青い夜空に幻想的に輝く一面の星。描くことの喜びに満ちあふれた画面に観るものは惹きつけられます。
 この度、パリの老舗工房アール・リトの名工の手により、人気高いアルル時代の名作が石版画として再現されました。是非この機会に貴方のコレクションに加えていただきたくご案内申し上げます。
炎の画家ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ  Vincent Von GOGH (1853-1890)
1853年オランダのフロート・ズンデルトに牧師の子として生まれる。画商の店員、教師などを経て聖職者を志望するが果たせず、1880年、27歳の年に画家を志す。その後の数年は初期の代表作『馬鈴薯を食べる人々』(1885)をはじめとした暗い色調の作品が占める。1886-88年にかけてパリの印象派の画家たちと交流をもち、印象派や日本の浮世絵の影響を受け、色調も明るいものへと変わっていく。1888年には南仏アルルに行き『夜のカフェテラス』や『ひまわり』の連作などの傑作を制作、ゴッホ芸術の開花した年となる。同年末にはゴーギャンとのアルルでの共同生活が破綻をむかえ、自分の左耳を切り落とすという事件を起こし、その後精神病院への入退院を繰り返すようになる。しかし制作への情熱と純度はさらに増し、傑作を次々と生むことになる。1890年ブリュッセルの20人展に出品した1点が、生前では唯一売れた作品となる。同年7月ピストル自殺を図り2日後に死去。オランダ・オッテルローのクレラー=ミュラー美術館、アムステルダムのゴッホ美術館に多くの作品がある。弟テオへあてた膨大な量の書簡は有名。

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